2007年5月 8日 (火)

濃霧と東京タワー

今朝もばっちり早起き出来たので、

いつものようにケータイにFMをセットして走りに出た。

ラジオから、東京は霧がかなり濃く出ていると言っていた。

土手上に駆け上がると、・・・東京方面は本当に真っ白だった。

いつもの高層ビル群、東京タワーなどまるで見えない。

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こんな日は珍しい。

 

少し走るとサングラスが

しっとり細かい水滴で濡れた。

 

霧の正体も水なんだなぁと

改めて思った。

 

昨晩、忙しい最中の息抜きとこじつけて、

20時で店じまいし、

映画『東京タワー オカンと僕と、時々、オトン』を

レイトショーで妻と観に行った。

もうすぐ上映が終わってしまいそうだったので、

それは絶対いかなアカンと、

後で自分の首を締めるのを覚悟で強行した。

まぁ、明日くらいにでも徹夜で時間は取り戻せば良い(笑)。

 

ひと月前に僕が一枚だけこの映画の試写券を当てたのだが、

会場が実家の目の前の市川市文化会館であったので、

僕の『オカン』に、面白そうだから行って来な!とチケットを渡した。

オカンは、試写会から帰ってくるなり電話を掛けてきて、

『ものすごく良かった、良かった。いい映画だった!』と

興奮冷めやらぬ状態で、あらすじを話し始め止まらない(笑)。

 

そんなこともあり、かなり期待しながらの鑑賞。

・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・(エンディングテーマ)

 

泣けた。。。

リリーと年齢も近いので、共感するものが多かったせいだと思うが、

泣けた。。。

 

しっかり主人公と自分を重ね合わせて観ていた。

親世代は多分、自分と息子に重ね合わせて観るのだろう。

 

それにしても、エンディングでかかった、

福山クンの曲は実にいい!

FMから良く流れてきていて、

さびの部分などは覚えてしまっているが、

やはり映画と合わさると違うねぇ。心に沁みます。

思わず口ずさむと、

『福山クンのイメージが壊れるからやめてー!』と

耳をふさぎながら言う妻・・・。(泣)

 

劇中、ひとつだけずっこけたのは、

『僕』曰く、世界一の自由人である『オトン』に、

『オトン、今なにしとんの?』と『僕』が聞き、

オトンが『一級建築士』の肩書きの名刺を差し出すシーン(笑)

その後、会うたび『オトン』は羽振りがよくなり

着る物は良くなり、車も高級車へ変わっていく。

高度成長期の頃はそんな時代だったのかもしれないな。。。(笑)

 

オトン主人公で、もうひとつの『東京タワー』を作ったら面白そうだ

 

 

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2007年4月 8日 (日)

フラガール

今朝は妻と出勤途中にに千葉県議選挙の投票を済ませた。

投票所に入ったときは他に人はおらず、

春だと言うのにちょっと寒々しい感じがしたが、

先ずは県民の義務を終わらせ、

ちょっとだけすがすがしく事務所へ。

 

ここのところ、仕事が詰まっているので

連日深夜まで仕事上もパートナーである妻と

一緒に図面を描いている。

 

ちょっと昨晩はさすがに息が詰まってきたので、

息抜きをしようということで妻と意見が合い、

夜更けに、夜食を食べながら

友人から借りてあったDVDを事務所で鑑賞した。

 

タイトルは

『フラガール』

 

公開中に都合が合わず見損ねたので、

楽しみにしていた一本。

 

閉山間直の福島県の炭鉱町が、生き残りをかけて

常盤ハワイアンセンターをオープンさせるまでの

炭鉱町の娘達がフラダンサーとなるまでの姿を

ユーモラスに、又時折その時代背景の悲哀を織り交ぜ

ながら泣かせる、実話に基づいたなかなかの佳作です。

 

丁度私が生まれた頃に、

それまで『黒いダイヤ』とまで言われ、

日本の工業・経済を牽引してきた炭鉱が、

エネルギーが石油に置き換わるのと同時に

衰退し、人員削減、やがて閉山を余儀なくされ、

それまで命がけの仕事をしてきた労働者達と

その家族達はよりどころを失ってしまう。

 

しかし、この町の人々が素晴らしいのは、

そんな暗い現実から逃げずに

代わりの仕事は自分達で作ろうと

オープンまでの短い時間でフラを習得し

家計を助けようと、ヘタでも真剣に頑張った女性達や、

椰子の木が寒さで枯れそうになり、

自宅からストーブを持ち寄り暖めた

町の人々のエピソードなど、

最近の我々が見失っている

互助精神や家族愛に溢れていた事です。

現代の個人主義的な生き方と比べると、

見習うべき点や、ハッとする事が多い

映画でした。

 

最後は主人公フラガール達の、

見事に揃った目の覚めるようなダンス!

 

本当に出演者達が習って踊ったと言うだけあって、

最後まで踊りきったフラガール達の

涙は本物でした。達成感!でしょうね。

見終わった後に爽快感のある映画でした。

 

さて、昨晩の映画の余韻に浸ってばかりいられない。

お施主様のため、そして自分自身の達成感を

気持ちよく味わうために、楽しんで今晩も頑張りましょう!

今晩は徹夜かなぁ(笑)

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2006年2月13日 (月)

映画『MY ARCHITECT』観て来ました

『マイ・アーキテクト ルイス・カーンを探して』を観て来ました!

2ヶ月ぶりの渋谷、竣工したばかりの北山恒氏設計の映画館へ早朝から首都高を飛ばして9時半に到着。前評判で満席かも知れないとの情報もあったので心配だったが、無事チケットも買えて早速コンクリート打ち放しの館内へ・・・。

意外にも定員の1/4程度しか入っておらず少し拍子抜けしたが、どう見ても同業者又は建築科の学生っぽい風貌の人種ばかり。(自分もそうだが(笑))

映画の内容は・・・

2時間まったく退屈しなかった。まだ2時間はこのまま見たいって感じで。

カーンの建築にただただ圧倒。30年前に亡くなっているなんて思えない。

まるで現在活躍中の建築家のドキュメンタリーを見ているようで、興奮!

また、監督でもあるカーンの息子ナサニエルとその家族(複数)の話も並行している訳だが、

こちらもリアルすぎて、そんなプライベートなことまで公表しちゃっていいの?という感じで。

映画終盤の『バングラディシュ国会議事堂』では、

現地の建築家がナサニエルの前でカーンを賛辞するシーンで

僕もナサニエルと一緒に思わず泣いてしまった。

自分の死後も建築工事が続き、没後9年経ち竣工したなんて、

とても一人の建築家が成せる仕事とは思えない!

男ならこんな仕事を生涯を掛けてやってみたい!

・・・と、久しぶりに心の中の熱いものを疼かせてくれた映画であった。

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